この日の授業では、「しながわ防災ジュニアブック」P16-17の「地震のときの避難」、P18-19の「地震による火災」、P20-21の「地震による津波」をテーマに学習が進められていました。
「地震のときの避難」
生徒たちは防災MAPを広げ、自宅や通学路周辺にどのような危険があるのかを確認。タブレット上の防災MAPに、気づいた点を記入しながら、隣の人と意見を交わし、互いの考えを共有していました。
続いて、災害時の一時集合場所や区民避難所、広域避難場所について、先生が用意した資料をもとに確認。
「もし行ったことのない場所なら、一度足を運んでみるのもいいですね」と、
先生から実践的なアドバイスもありました。

また、防災ブックの「避難前のチェック項目」では、
・ガスの元栓を閉める
・家の中で火災が発生していないか確認する
・ブレーカーを落とす
など、一つひとつの項目を読み合わせ、避難前の行動をしっかりと確認していました。

授業の最後には、「防災メモ」欄を使って、家族と災害時の待ち合わせ場所を決めておくよう促され、家庭でも防災意識を高めるきっかけとなる内容で締めくくられました。
実際の避難行動をイメージしながら学ぶことで、もしもの時に自分の身を守るための力を育む、実りある学習時間となっていました。
今後もこうした学びを通して、生徒一人ひとりが地域の防災を支える存在へと成長していくことを期待しています。